【独自分析!!】中山競馬場芝2500mの傾向

概要

2024/12/22は有馬記念が中山競馬場で行われます。
ここでは舞台となる中山芝2500mというコースの特徴を見てみましょう。

馬番毎の勝率・複勝率

馬番毎の勝率・複勝率を見てみましょう。
下の図は、2015年以降、且つ良馬場の有馬記念、の条件で
馬番毎の勝率、複勝率を表したものです。(青が勝率、赤が複勝率(3着以内率))
これを見ると、以下のような傾向が見て取れます。

  • 12番より外枠は1頭も勝馬無し。
    複勝も以下の3頭しか入っておらず
    2020:フィエールマン、サラキア
    2023:スターズオンアース
    フィエールマン、スターズオンアースに関しては、G1でも大崩れせず先行しながらも最後まで残してくれる脚力ないしはスタミナがあったので、勝負できたという感じでしょうか。
    逆にサラキアは、道中は後ろで脚を溜めて、直線出たところで末脚を爆発させるという戦略がはまっていました。外枠で勝負するならこれしかないという神騎乗だったと思います。

続いて、1~3着馬の人気毎の頭数をグラフにしてみました。
8回中5回で1人気が1着と1人気の信頼度は高いです。2人気も1着2回なので、1~2人気を本命あるいは少なくとも対抗までは入れておきたいところです。(因みに8人気で1着は2015のゴールドアクターです)
2着は2~11人気とかなりバラツキがあるので手広く抑えておきたいところ。3着も2着ほどではないにしろ2~6人気が入線しています。
馬券の買い方としては、
・三連複:1~2人気を軸、2列目に中穴まで、3列目に2桁人気も含めて幅広く
・馬連 or 馬単:1~2人気を軸、2頭目を幅広く
というような感じが良いかと思います。

まとめ

中山芝2500mの傾向として、今回は特に有馬記念に限って過去のデータを見てみました。外枠が不利であることは間違いなさそうですが、外枠だからという理由で完全に切るのは危険ですね。現に2023年はスターズオンアースは外枠に入ったこともあって7人気に甘んじていましたが、しっかり馬券内には来ていました(スターズを切ってしまって泣いたのはここだけの話…)。
ただ1人気の信頼度は高めなので、人気どころを軸にしつつ、対抗をある程度手広く買うというのが、期待値という意味ではよいのではないでしょうか?
まあ、有馬記念は年末のドリームレースではあるので、人気を気にせず自分の好きな馬を応援するのも一興かと思います。
それでは、よい競馬ライフを!!

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